縮む
縮むというのは、大きな風船があって、少し空気を抜くと風船が小さくなるようなものです。空気が抜けることで、風船はあまり場所を取らなくなりますが、同じ風船のままです。
水でいっぱいのスポンジを考えてみてください。それを絞ると、水が出てスポンジが小さくなります。スポンジはそこにありますが、サイズが変わりました。
お気に入りのセーターを想像してみてください。それが熱い水で洗われると、小さくなるかもしれません。同じセーターですが、縮んでしまったので少しきつく感じるかもしれません。
雨の後の水たまりを思い浮かべてください。太陽が出て水が乾くと、水たまりはどんどん小さくなって消えていきます。
ですから、何かが縮むというのは、サイズが小さくなるという意味ですが、風船やスポンジ、セーター、水たまりのように、同じものであり続けます。